新型コロナウィルスの3回目のワクチンを接種してきた。都内でも目黒区はワクチン接種のスケジュールが早く進んでいるようで、知り合いの方々からも驚かれるほどだ。その意味では地元の自治体に非常に感謝している。
夫婦二人とも60歳前だが、2回目の接種後6ヶ月程で接種券が届いた。
ファイザー製とモデルナ製でどちらを接種するか迷ったが、1回目と2回目がファイザー製だったので、ファイザー製にすることにした。交差接種でモデルナ製を接種した方が飛躍的に抗体量が多くなるとの噂があったが、副反応の出方が読めるという理由で、単純にファイザー製を選択した。
地元の自治体ではLINEのアプリを使って日時と会場を予約することができ、会場によって、ファイザー製かモデルナ製かを選べるようになっていた。
ちょうど接種を完了したその日に、交差接種の効果が公式に発表された。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 1か月後の抗体 |
ファイザー | ファイザー | ファイザー | 平均54.1倍 |
ファイザー | ファイザー | モデルナ | 平均67.9倍 |
3回目後の副反応(%) | |||
発熱(38度以上) | 倦怠感 | 頭痛 | |
ファイザー | 21.4 | 69.1 | 55.0 |
モデルナ | 49.2 | 78.0 | 69.6 |
上記のように、噂通り3回目にモデルナを接種した方が1か月後の抗体量が多くなる。それに連れて、副反応も強めになるという結果だった。まあ。接種後にこの結果を知ってもどうにもならん。
接種後の15分間の会場での待機時間に、退屈なので、ゆっくりと「予防接種済証」を見てみた。すると、気になる表示が。。。
最終有効年月日:2022/01/31
「んっ???今日は2022/2/18だが???」
賞味期限切れ(正確には有効期限切れ)ではないか。さらに小さい文字を眼鏡を外してよく見ると、
「ワクチンの最終有効期限は、3か月延長されています。(令和3年11月16日日付け厚生労働省事務連絡)」
というシールが取って付けたように貼られていた。確かに薬の有効期限が多少過ぎたとしても問題が無いことは理解している。しかし、接種した後に知らされると、あまり気持ちの良いものではない。「あなたが今食べたものは、地面に落ちたんだけど3秒で拾ったので安心して下さい。」と言われているような感じだ。「厚生労働省事務連絡」がお墨付きを与えているので大丈夫というのが、気休め感を増幅している。
3回目の副反応は2回目に比べて軽かった。2回目は3日目まで38℃程度の発熱が続いて倦怠感も強かったが、3回目は2日目に37℃の発熱が少し出ただけで倦怠感も軽かった。
賞味期限切れ(正確には有効期限切れ)が原因ではなく、体内に残った抗体により、3回目は副反応は軽くなるということだと思います。😁