9日目の朝は「道の駅 能登食祭市場」で目覚めた。昨晩は暗くて良く分からなかったが、「七尾マリンパーク」という広々とした公園に隣接している。親水広場の潮だまりにはカニが沢山いた。芝生も整備されていて、朝の散歩にはうってつけだ。
奥に見える建物が「七尾フィッシャーマンズ・ワーフ 能登 食祭市場」でレストランやお店が数多く入っている。
朝食を食べた後に、「七尾フィッシャーマンズ・ワーフ 能登 食祭市場」をゆっくりと見て廻った。新鮮な魚介を扱う魚屋もあったので、食材を仕込んで、今晩はどこかでキャンプをしようということになった。珍しいことに生のノドグロを売っていたので、刺身の炙りにしてもらった。その他にサザエやハマグリ、ホタテ、エビ等を買った。調べてみると、能登島(能登半島の真ん中にある島)に「RVパークオートキャンプ場米三郎」があることが分かったので、さっそく予約した。
翌日は以前から行ってみたいと思っていた高規格のオートキャンプ場「鉢ヶ崎オートキャンプ場」に行く予定だった。2日連続でのキャンプとなるので、道の駅の近くのスーパーマーケットで買い出しをした。その為、七尾を出発したのは15時過ぎになった。
七尾と能登島は「能登島大橋」という全長1,050mの石川県で一番長い橋で結ばれている。橋の手前に公園があったので、立ち寄ってみた。公園を進んで行くと、「能登島大橋」が見えてきた。
風が強くて波が立っている。
「風が強~い!」
橋の中ほどからの絶景。
橋を渡って「能登島」に入ると、「あなたは今日2176台目の自動車です。」との電光表示があった。多いのか少ないのか微妙だ。
「能登島」を縦断して北海岸へ近づくと、カーナビがもうすぐ「RVパークオートキャンプ場米三郎」だと言うのだが、急に細い未舗装道路となった。
間違えたのかと思って進むと、「RVパーク」の手書きの看板が見えてきた。しかし、道が狭かったので曲がれず、一旦左折した。
Uターンして引き返してくると「RVパークオートキャンプ場米三郎」に着いた。
もう1台キャンピングカーの先客がいた。あと2台くらいテントのお客さんがいたようだ。
堤防があるものの海から数メートルしか離れていない。こんなに海の近くで車中泊をするのは初めてだ。釣りをするのには絶好のロケーションだ。ADRIAの上の窓から竿が振れるかもしれぬ。夏は海水浴のお客さんで盛況だそうだ。
炭を起こした。海に近いので波の音も聞こえる。期せずして本当の浜焼きになった。
本日のメイン料理、ノドグロの炙りを先にいただいた。刺身にするか炙りにするか相当迷ったが、炙りにすると皮目のうまさが際立つ。香りが良いし、甘味さえ感じる脂が段違いに美味かった。
こんな環境でBBQが出来るなんて、炭を持って歩いていて良かった。
9日目のまとめ。七尾から能登島まで17kmの移動。