紀伊半島の旅(その10)そば処喜多原、東大寺大仏殿

11日目は一日中雨が降る見込みだった。奈良を観光する予定にしていたが、観光する場所は限られる。法隆寺、薬師寺、春日大社、平城京その他訪れたいところはあったものの、東大寺大仏殿だけに行くことにした。

「道の駅レスティ唐古・鍵」は街中にあり、開駅2018年の比較的新しい道の駅だった。地産地消の物販にも力を入れていて、多目的ホール・会議室を備えた地域の為の施設のようだった。

道の駅3階からの眺め

道の駅を出発したのは正午頃になってしまった。東大寺近辺でADRIAが停められる駐車場は走りながら探したが、運が良いことに「興福寺駐車場」に入れることが出来た。雨が降っていたので、かわいそうだが、ノエルとリオンはADRIAでお留守番させることにした。

お昼は娘がネットで探した「そば処 喜多原」に行ってみた。売り切れ次第に閉店する店なので、食べれるかどうか不安はあったが、運が良く入店することが出来た。東大寺のすぐ近くにひっそりとたたずむシンプルで落ち着くお店だ。2組ほど先客がいた。

てんぷらそば

とろろ月見そば

柿の奈良漬け

この日最後のお客だったようで、お店を出た後は「売り切れ閉店」となった。お店の方が扉を閉めたら傾いてしまって、「ちょっとー、見てくれるー」となっているところです。

お店を出た時には小雨になっていた。ゆっくり歩いても東大寺大仏殿までは直ぐだった。桜が満開。

ペットに関しては寛容で、キャリアや抱っこでOKとのこと。

このような色合いの写真は、iPhoneでは撮れない。FUJIFILM X100F のクラシッククローム撮って出し。

雨の日も趣がある。新緑が美しい。

気が付くと、閉館になるまでゆっくりと拝観していた。そろそろ、今回の紀伊半島の旅も終わりだ。

この後は新東名の岡崎SAまで走って仮眠することにした。翌日は天気も回復して、浜松SAで昼食がてら、ドッグランでノエルとリオンをしっかりと遊ばせて岐路に着いた。

11日目と12日目の移動のまとめ(約485km)

【2021紀伊半島の旅の総括】

今回の旅の元になったのは以下の「熊野古道」と「熊野三山」の地図だった。「熊野古道」と関連する「伊勢神宮」、「高野山」、「吉野」も含めて、一度に参拝することが出来たのではないかと思う。熊野古道を実際に歩くことはしなかったが、平安時代からの信仰の地を訪問出来たのは幸せなことだった。

出典:新宮市観光協会HP

  • 日程:11泊12日
  • 走行距離:約1,800km
  • 給油:3回(松坂、白浜、浜松SA)

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