元日はバッテリーの不具合で「PICA富士吉田」の滞在時間は1時間程度になってしまった。キャンプ場で昼過ぎからゆったりと食べる予定であったおせち料理は自宅で食べることになった。
今年は目先を変えて、福井「一ノ松」のにしてみたというのに。
これをキャンプ場で食べたら、格別だったろう。
予約した「小田急山中湖フォレストコテージ」はキャンセルして、用意した食材はテラスのOzpigで調理した。今年こそ、「新倉山富士浅間神社」に行きたかった。その他、朝霧高原やパノラマ台も楽しみにしていたので、残念だ。
それにも増して気になったのは、リチウムイオンバッテリー不具合の原因とその状態だった。
- バッテリーが消耗していたのに、どうしてバッテリーモニターで判らなかったのか?
- 外部電源を接続をしたのに、充電ができなくなったのはなぜか?
- 外部電源を接続をしたのに、照明など電気が全く使えなくなったのはなぜか?
- リチウムイオンバッテリーは、使えなくなってしまったのか?
インバーターのスイッチを切るのは毎回確認しているし、バッテリーセーバーも付けている。突然バッテリーが動作しなくなるのが解せなかった。
出典:オンリースタイルHP
これによると、出力電圧が9Vよりも下がってしまうと充電ができなくなるとある。バッテリーセーバーの表示部に「BATTERY OFF 8.7V」と表示されるので、過放電状態になっているのだろう。
出典:オンリースタイルHP
バッテリーは劣化して使いもにならなくなってしまったのだろうか?万一リチウムイオンバッテリーが使用不能となってしまい交換となったら。。。と不安な正月になった。
出典:オンリースタイルHP
いろいろと試してはみた。外部電源を接続して、エンジンを掛けると、trumaのパネルにコンセントマークが表示されており、外部電源を認識しているようだ。
エンジンを掛けたことで、以下の赤いマークが表示され、走行充電はできているようだ。
アイドリングで走行充電をしばらく続けていると、バッテリーモニターに「Charge」マークが表示され、電圧が12.5Vに戻ってきた。バッテリーセーバーの表示部にも「BATTERY ON 12.5V」と表示され、リチウムイオンバッテリーが息を吹き返した。
最悪事態にはならなかったと安心したが、外部電源での充電ができない理由は一向に判らなかった。ヒューズなどを確認したりしたものの解らず、正月明けに修理をお願いした。
結果的には、充電器の不具合が原因で、交換により直った。外形が大きくなったので、設置場所が変更になった。
<Before> 充電器:ONLYSTYLE Multi Charger
<After> 充電器:COTEK CX1250
バッテリーセーバーの表示部には「BATTERY ON 13.8V」と電圧も高くなっている。
いつから充電器が故障していたのかは不明だが、外部電源での充電を行ったのは9月中旬が最後で、それ以降3ヶ月半の間、数回のツアー時は走行充電のみだったことになる。
これにより、充電器の故障に気が付くのが遅くなり、バッテリーモニターの精度低下を招いたのではなかったか。400Ahの大容量リチウムイオンバッテリーであると、バッテリーを使っているということを忘れるくらいに安定して使えるのだが、やはりバッテリーを使っているという認識を持ち、手入れをしなければならないと反省させれた。