白河•大内宿•会津若松ツアー(その5)鶴ヶ城から渋川問屋

この日は鶴ヶ城(会津若松城)を見学してから、レトロな七日町通りあたりの街を散策することにしていた。

雨が降ったり止んだりだったので、朝の散歩をしたり、道の駅の店を見て回ったり、ゆっくりした。道の駅を出発したのは昼過ぎになった。

収容台数が大きかったので、鶴ヶ城公園西出丸駐車場へと向かった。鶴ヶ城は珍しく、お堀の中に駐車場がある。城壁を縫ってADRIAで入って行くと、アトラクションの様な雰囲気になる。しかし、残念なことに、駐車エリアの直前に「マイクロバス、キャンピングカー駐車不可」との表示があった。キャンピングカー不可と名指しで断られたので、諦めることにした。

困って走っていると、大きな駐車場があった。鶴ヶ城会館のツルカンパーキングで、大型バスも停められるスペースがある。ADRIAも余裕で停められた。

残念ながら、いつ降り出してもおかしくない様などんよりとした空だ。

鶴ヶ城公園内はワンコも入場できたので、藤棚の下で記念撮影。

「荒城の月」の石碑。

雨がけっこう降り出したので、ゆっくりとする事が出来ずに、慌てて駐車場へと戻った。

七日町通りを散策する為に、駐車場を移動した。事前に目を付けていた「鈴木屋利兵衛」の前のフレンドパークに停めた。高さ制限も無く、少し駐車枠からはみ出しても迷惑がかからないくらい大きな駐車場だ。

雨が降っていたので、ノエルとリオンはADRIAで留守番させた。レトロな店が多くあり、一軒一軒覗きながら、七日町駅あたりまで1kmくらい歩いた。

気になった店は「渋川問屋」で、宿泊も可能な郷土料理の店だ。120年以上もの歴史をもつ元海産物問屋で、豪壮な歴史的建物である。

歴史を感じる。郷土料理が食べたいと思っていたので、少し時間が早かったが、ここで夕食を食べることに決めた。

祭り御膳「亀」をいただいた。

食前酒と先付

にしんの山椒漬

にしんの昆布巻

棒たら煮

こづゆ

会津牛カットステーキと手毬ずし

にしんの天ぷら

季節の混ぜごはん

そば粒がゆ

以上に水菓子として果物が付いた。会津の地で長く受け継がれている郷土料理を味わうことが出来た。元々昆布巻が好きだが、にしんの昆布巻が甘めの味付けで最高に美味かった。あと、こづゆが美味しかった。道の駅でもなめこを沢山売っていたが、このあたりで豊富に採れる名物なのだろう。

このあとは、喜多方まで行こうか迷ったが、適当な温泉が早く閉まってしまうので、来る時に見つけた「大江戸温泉物語あいず」に寄ることにした。外観からリノベーションの施設だろうと思ったが、調べてみると、やはり厚生年金休暇センター「ウェルサンピア」を簡易改装したものだそうだ。

昨日同様「道の駅 あいづ湯川・会津坂下」でお世話になることにした。

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