キャンピングカーと言うのかモーターホームのベース車について考えてみる。
今までのキャンピングカー旅を振り返ってみると、悪路や雪道を走りたいので、理想としてはパートタイムの四駆が望ましい。
ハイエースやカムロードには、日本の実情に合わせてフルタイム四駆が設定されているが、デュカトにはFFしか設定されていない。日本で普通に販売されているものとしては、ハイマーのスプリンターベースでフルタイム四駆のものがあるが、価格的に高値の花になってしまうし、出先での故障の際にはデュカト以上に大変になりそうだ。
三菱ふそうのローザにはフルタイム四駆の設定があるのだが、三菱ふそうは大型バス・トラックが中心の会社で、そもそも個人を対象にしていない雰囲気があるので、運用の面で難しいかもしれない。
四駆の夢は諦めることにした。
いま乗っているADRIAの諸元を確認してみると、全長6.62m、全幅2.12m、全高2.78mで、乗車定員5名、エンジンは2.3L、180PS、車重3.5トンとなっている。
次に、「WADONA」のベース車コースターについて確認してみる。
現在コースターには、標準ボディとロングボディが設定されている。ロングボディの諸元は、全長6.99m、全幅2.08m、全高2.64mで、車重3.7トン。
標準ボディは、全長6.26m、全幅2.08m、全高2.63mで、車重3.5トン。
ADRIAの全長6.62m、コースターロングボディは全長6.99m(+0.37m)、コースター標準ボディは全長6.26m(△0.36m)となっており、現在のADRIAを挟んで、ちょうど±0.36mの設定になっている。今後の事を考えると、取り回しの良さを考えて標準ボディ6.26mにするか、少し大きくなるが「WADONA」初号機と同じロングボディ6.99mにするかめちゃくちゃ悩む。昨年の夏に青森にお邪魔した際に「WADONA」とADRIAを並べて撮影した際の様子がコチラだが、外形的にはほぼ同じという感じだった。キャブオーバー式のコースターの方がボンネット式のADRIAよりも車内が圧倒的に広い。
よく乗る「津軽海峡フェリー」の値段設定を調べてみると、軽自動車、6m未満、6m以上7m未満、7m以上8m未満、というような区分で設定されていて、標準ボディ6.26mでもロングボディ6.99mでも同じ料金になることが分かったので、余計に迷う。標準ボディ6.26mでも駐車枠ひとつには入らないので、ロングボディ6.99mにしてしまおうかな。😅
コースターのエンジンについては、型式:1GD-FTV、2.8L、150PS、42.8kgf・mとなっていて、今のADRIAが2.3L、180PSで排気量が大きいが馬力は少し抑えめトルクはほぼ同じというスペックだ。ADRIAコンパクトにも150PSモデルもあり、拘って180PSを選んだのだが、180PSは余裕あり過ぎると思うので150PSで十分ではないかと思う。
この1GD-FTVエンジンは、日野自動車エンジン不正問題を受けて、ハイエースと同じエンジンを急遽積んだものだそうだ。確かにハイエースにも同じ型式のエンジンを積んでいるが、150PS、30.6kgf・mとトルクが抑えられているので、微妙なセッティングが変えてあるに違いない。
現状のコースターは角ばったデザインで、以前よりもレトロ感が無くなってしまったが、こんな色合いにしたら、角ばっていても良い感じに雰囲気が出るのではないか?😊