然別峡かんの温泉に行ってみた – 北海道Bug-truckソロ車中泊旅(9日目)

「然別湖」に行こうかとも思ったが、今日は今まで行ったことが無い「然別峡」を訪問してみることにした。

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昨晩は早く休んだので、6時過ぎに目が覚めた。今日も外気温は4℃まで下がっていた。

さて、今日はどうするかな? ここまで来ているので「然別湖」にでも行こうかとも思ったのだが、「然別湖」には一昨年行ったことがあるので、今回は「然別峡」に行ってみることにした。「然別峡」と言えば「国設然別峡野営場」という秘境のキャンプ場があるのは知ってはいたが、その他はあまり詳しくは分からなった。調べてみると、「国設然別峡野営場」は9月末で今シーズンの営業を終えていたが、「かんの温泉」という日帰り入浴も受け入れている温泉があるのが分かったので、今日はそこに行ってみることに決めた。

いつものようコーヒーを淹れて、上富良野のスーパーで買ったパンをかじった。

「然別峡」に行く前に、是非行きたいと思っていたところがあったので、10時過ぎに「道の駅しかおい」を出発した。

やって来たのは、清水町のそばの名店「目分料」だ。「目分料」は店主の死去により2019年に一旦閉店したものの、奥さんにより店を再開させたという。ミシュランガイド北海道にも掲載されたことがある有名店だそうだ。11時の開店時間の少し前に到着したのだが、駐車場には既に数台の車が停まっており、開店を待っていた。

開店と同時に入店した。お一人様なので、カウンターの席に通された。

『当店のおススメは冷たいそばです』とある。

「かき揚げもりそば」を大盛で注文した。

見るからに綺麗なそばは、大変美味しかった。

かき揚げは緩くまとめられていて、天ぷらの盛り合わせのようでもあり、道産の野菜が美味かった。

大満足で「目分料」を後にして、「然別峡」に向かった。

途中「道の駅うりまく」に寄ってみたところ、乗馬が出来るという特徴のある道の駅だった。

またしばらく北に向かって走ると、「然別湖」に行く道と「然別峡」に行く道の分かれ道に出た。今日は直進する。この辺りから携帯の電波が弱くなってきた。

「然別第一発電所」のあたりまで来ると、全く携帯は圏外となった。

さらに山に入っていくと、道幅が狭くなってきた。

舗装されているだけでも幸いだが、ガードレールも無く路肩が崩れているところもあった。

注意しながら山道を進むと、りっぱな角を持った鹿に出くわしてびっくりした。

なんとか無事に「かんの温泉」に到着した。ここを左に曲がって進むと「国設然別峡野営場」があるようだ。

13時ちょうどに「然別峡かんの温泉」に到着した。

温泉の電気は発電機で賄っているようだった。

温泉の奥の建物は、宿泊棟のようだ。

温泉の建物の間はトンネルようなもので結ばれている。

温泉の入口。

入口を入ると券売機があり、その券を電話の横に置いてあるビンに入れるというシステムになっていた。タオルも券売機でお金を支払って、横にある引き出しから自分で取るというような性善説な仕組みだった。

1912年(明治45年)開湯とのこと。

温泉は男湯と女湯が交代で変わるのだが、今日は男湯は『イナンクル』と呼ばれる左側の方だった。露天の『春鹿呼の湯』と『秋鹿鳴の湯』にゆっくりと浸かった。ちょうどオーナーさんが源泉からのパイプを修理しているところだったが、秘湯を維持するのは本当に大変そうだった。

温泉から上がってBug-truckに戻ってきたところ、目の前に温泉の飼い犬がいることに気が付いた。

『注意!!犬かむ!!近づくな!!』との注意書きがあった。😊

長い紐に結び付けられていて行動範囲が広いなと見ていて、ふと左側を見ると、鹿の親子が草を食んでいた。💦

14時前に「然別峡かんの温泉」を出発して、とりあえず帯広の方に向かうことにした。携帯の電波が全く届かない山道を慎重に下って、無事15時半に「道の駅ピア21しほろ」に着いた。

ここには一昨年に来たことがあったが、ひと休みすることにした。

以前買った缶バッチは健在だった。

「CAFE KANICHI」でコーヒーとコーヒー豆を購入。

「道の駅おとふけ」にも少しだけ立ち寄ってみた。以前は無かったドッグランが新設されていた。

大型犬用と小型犬用とに分かれた綺麗なドッグランだった。

この旅も9日目となったので洗濯する必要があったので、「コインランドリーJOYWASH帯広R38店」にやって来た。

洗濯機に洗濯物を放り込んで店の外に出てみると、どこかで見た事がある建物があった。

 

昨年の旅行の際に、妻がお世話になった眼科だった。

もはや移住?帯広で眼科に通院 – 2023北海道犬連れキャンピングカー旅(19日目)

洗濯を終わらせてからやって来たのは、お待ちかね「カレーインデアン札内店」。帯広や釧路に来ると、何度も食べたくなってしまうお店だ。

この付け合わせが、なんとも嬉しい。

インデアンルー中辛のカツカレーが好みだということが分かってきた。いや~。これが美味いんだよな~。

今晩は、今まで来たことが無かった「道の駅十勝川温泉」にてお世話になることに決めた。

【本日のまとめ】「道の駅しかおい」を出発して、「然別峡」を訪問、帯広の「道の駅十勝川温泉」まで135kmと結構な移動距離となった。

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